【忘れ物】
どうも僕です。
先日実家に帰った際、
梅雨の合間にカブトムシ採りに行ってきました。
その日は良く晴れた日で山には昨晩降った雨のせいで
山の草木に露が多く残っており、そこに踏み入るのは
少し躊躇された。
幼少期より父はいつも子供たちを引き連れて遊びに行くのが好きでした。
その日も二日酔いの残る身体を無理やりおこし、
父の「カブトムシ採りに行くぞ!!」の声とともに山に行く羽目に。
実家の近くに公園がありその付近に立つクヌギを1本1本見て回るのだが、
なかなか見つける事ができずにただ時間ばかりが過ぎて行った。
クヌギから香る蜜の匂いが少年の頃を思い出させ少し寂しい感覚に陥った。
子供の頃に見た景色や感じた思いが今の自分ではどこか素直に受け止められず
違和感を覚えてしまうのである。
昼からは家族で出かける用事があったので結局お目当てのカブトムシは
見つけられないまま終わりを迎えてしまった。
そしてそのまま大阪へ帰ってくることに。
次に実家へ帰った時には忘れ物を見つけにまた父を誘って山へ行こうと思いました。