艱難汝を珠にす
2013.08.01
社長ブログ
『計画とは「将来への意思」である 将来への意思は現在より飛躍し、
無理があり、実現不可能に見えるモノでなくてはならない。
現在の延長線上にあり、合理的であり、実現可能な計画はむしろ、「予定」
と呼ぶべきであろう。将来の意志としての計画は、困難を受け入れ、困難に挑み
困難に打ち勝つモチーフを、自らのうちに持たなくてはならない。
計画は自己研鑽の場を作る高い目標を挙げ、何が何でもやり遂げる強烈な
意思の力によって、群がる障害に耐え、隘路(狭くて通行困難な道)を乗り越える過程で
真の人間形成が行われる。
艱難汝を珠にす。
そして、艱難を自らに課し続ける人間のみが、不断の人間的成長を遂げる』
土光 敏夫。