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株式会社カクタス cactus

ブログ

【大阪マラソン】

2013.11.25 カクタスの取り組み

人生初!のフルマラソン。

 

大阪マラソンに見事当選しました。

 

決まった当初は3キロもまともに走れなかった私。

周りからは一番走れなさそう、とか完走できるん?とか、、

 

私をマラソンに導いた上司は

いやいやな私を巻き込んだことに少しは責任を感じていたらしく、

具体的なアドバイスや過剰な程に心配をし、

(そんなに完走できなさそうに見えたのかな?

これでも一応、運動部やったのになとか思いつつ、

そう言われ続けると軽く見ていた自分も不安になり)、

そ、それなら!!ぜったい完走しよう!と心に決めました。

 

それから、マエムキに練習の日々が始まります。

自分でもストレスを感じるくらい、完走のために、

マエムキに走り続けました。

すべてはこのチャンスを無駄にしてはいけない!ってのを

マエムキに考えられるようになったことと、

まさかのキャプテンになってしまったこと。のために。

キャプテンがリタイアなんて笑えませんからね!!

 

そんな見えない重圧に耐えながらのマエムキな練習は、今思うと、とてつもなく

ほんとーに、長かったなあ~~~としみじみ、思います。

 

その反動といっちゃなんですが、完走しなければいけないという呪縛から

 解き放たれた開放感からくる食欲は、もはや止まりません。

 

 

練習で一度は長距離を走っていたほうがいいと教えてもらい、

走ってみると、最長28キロの距離まで走れました。

ただあと2キロが歩きも走りもできなかったわけですが・・・。 

 

初めて30キロという距離を身体で感じ、本番で残りの15キロ弱を

どんな感じで走らなければいけないのかも想像できた気がします。

また練習で一人で走るのは苦でなかった方ですが、

初めて「一人での練習」に限界を感じた日でもあります。

 

去年出たメンバーがしきりに沿道の応援がパワーもらえる!と

言っていたのを思い出し、その意味がここにきて、わかりました。

 

走るのは一人ですが、一人では決して走れないなと身をもって実感。

みんなと練習で一緒に走ったり、応援メールや電話をもらったり、

実際に応援に駆けつけてきてくれたり、的確なアドバイスをもらったおかげで

走りきることができたと実感しています。

 

本番も一緒に走る7名のメンバーをはじめ、 

隣で走る見知らぬランナーやボランティアで走られる方々、

そして何より沿道からの止まない声援に

どんなにどんなに励まされたことか!

 

心折れそうな時、くじけそうな時、

もう足が痛すぎて歩いてしまいそうなそんな時、

沿道でのハイタッチに元気と勇気とパワー!をもらい

最後の最後まで走り続けることができたんです。

 

応援、本当にありがとうございました!!

 

声援ってこんなにも人を興奮状態にさせるなんて!

プロ選手が、ファンのために、という気持ちがわかります。

フィギア選手がスケートリングで拍手喝采が起こったときにゃ、

みなぎるパワーは計り知れません。

 

約3万人という出走者と、それを超える(?)応援の方々、

みな一緒になってひとつのことをするその日に、

見えない何かものすごく大きなパワーを感じました。

 

応援にきた人が私もマラソンを走りたい!と思ってもらえれば、

それは万々歳ですが、マラソンを走る、走らないに関係なく、

人をマエムキにさせるパワーを持っていると感じました。

チャレンジすることに億劫になったり、腰が重くなったり、

何かに影響されて自ら動くことをしなくなるということを、

歳を重ねれば重ねるほど少なくありませんよね?

 

ですが、背中を押してくれるのがこの大阪マラソン。

 

なんてったって、腰の曲がった80歳のおじいさんも

私たちと一緒になって元気に走っていたのですから。

見習わなくっちゃ。

 

実行しなくても、そう思えるだけでそれはそれは素敵なパワーです。

実際、私の周りだけかもしれませんが、

来年挑戦したいと言ってくれてる友人が意外に多くてびっくり。

 

人をやる気にさせる。

素晴らしい力を持っているなあ~と実感しました。

言葉ではうまく言い表せないのが申し訳ないですが・・・。

 

 

来年は我が家のおじーちゃんと一緒に応援に行き、

より一層元気になってもらえればと、ひとり企んでいます。