変化を好む
2013.12.12
社長ブログ
トヨタ自動車の経営指標に「”今までは”に軸をおくな」とうい文言がある。
通信会社しかり、家電メーカーしかり、我々の業界しかりである。
気持ちは分かる。
人間今まで通りが一番居心地がいいし、プレッシャーもかからない。
いつもの時間に起床し、いつもの時間の通勤電車に乗って、いつもの時間に会社に着く。
5分と変わらない1本前の電車になるのでさえ場合によっては重荷になったりもする。
それほどに”変化”とは億劫なものである。
「この世に生き残る生き物は…」
「最も力の強い生物か…」 否
「最も頭のいい生き物か…」 否
「それは最も変化に対応できる生き物である」
ダーウィン。
個人的に最も必要な能力の1つと考えている。
会社には大きな計画が必要とされる。 いわゆる中期計画ちゅう奴。
皆さん。
3年後の事業計画。 分かりますか? せめて計画に落とせるほどの見通しを立てれますか?
”Yes”と回答できる方。
完璧です。 もはや神の領域ですね。 ワタクシ全く分かりませんし、それほどの領域があることさえ想像できません。
それでも、あえて計画を立てるとするならば。
どれだけ、変化に耐えうる社員を育成するか、変化に対応できる組織を作り上げるか、人脈、商流、チャネル
を変化の数だけ作れるか。 完璧に軸を置くならソコでしょうか。
常に今の業務が正しいのか? やり方の効率はあがっているのか? 無駄なことを行ってないか?
まさに変化を好み、”今までは~”に軸をおかないというビジョン(計画)である。