こんにちは。C&CソリューションのTAと申します。
皆様GW(ゴールデンウィーク)はいかがお過ごしでしたでしょうか。
緊急事態宣言のため恐らく多くの方は自宅で過ごされていたと思います。
私も買い物以外は家の中におりました。完全なる引きこもりの完成です。
さて、今回はそんな引きこもりGW中に読んだ本について少しご紹介したいと思います。
ずばり、タイトルは『ポストコロナのSF』です。
この本は新型コロナ後の世界を描いた、19篇のアンソロジーです。
たまたま書店をぶらついていたときに新刊のコーナーにあるのを見かけて、いま読むにふさわしい本だ!と思い手に取り、パラパラっと捲って読んだ「まえがき」に心惹かれました。
事実は小説よりも奇なり、なんて冗談じゃない、と。
こんな現実を望んじゃいなかったぞ、と。
でも、そんな現実をさらにずっと追い越すことができるのが小説であり、それが必要なんだと意思表示するために、このアンソロジーを作ったそうです。(かなり意訳)
その心意気や、よし!
ということで、手にとったブツを持ってレジへと向かったのでした。家にある積本からは目をそらして。
そんなアンソロジーは一作品30ページほどでだいたい20~30分もあれば読めるので、読書を普段しない方でも少しずつ読みすすめていけるのではないかなと思います。
内容は、古書を運ぶビジネスマンの話や、マスクにディスプレイを搭載して表情を代理で表現することによって周囲と円滑にコミュニケーションが取れなくなった人のお話、コロナ禍後の十日戎に行われるオンラインでの副男選びの10年の歴史を振り返るお話などなど、様々なテーマや切り口で描かれてます。
ホント、色んなお話があります。色んな世界へといけます。
コロナ禍で旅行に行けない情勢が続いてますが、本を読んで現実から少し離れ、想像の中へ旅立つのはいかがでしょうか。