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東京オフィスメンバーのKと申します。
今回で六度目です。
皆様は「e-sports」という言葉を耳にされたことがありますでしょうか? ここ数年少しずつ知名度が上がってきた言葉なのですがまだまだピンとこない方もおおいのではないかと思います。
某web時点の記載によりますと、
「コンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ競技として捉える際の名称である。エレクトロニック・スポーツ (electronic sports) の略称であり、eSports、e-Sports、電子競技(でんしきょうぎ)などとも表記される」
とのことです。
題材のゲームは色々ありますが、サッカーなどのスポーツを模したタイトルの他、格闘技、陣取り、おにごっこ、鉄砲の撃ち合いなど、「勝ち負けが明瞭に決まる=競技性が高い」物が好まれる傾向にあるようです。
昨今のコロナ禍で屋内生活時間が伸びたことも影響し、家庭用ゲーム機が品薄になるなど、コンピュータゲーム人気が高まっていることは報道などでも取り上げられておりますが、こうした流れでe-sports界隈も過去に例を見ないほど盛り上がっています。
つい先月、開催された人気タイトル二種目の世界大会において、日本代表チームが両タイトル3位入賞を果たすなど国内の競技レベルも非常に高まっております。
私も今年に入ってから国際大会対象になっているタイトルをプレイし始めたのですが、やはり(人間が勝てるように調整された)コンピュータ相手のロールプレイングゲームなどと違って競技相手(=世界のどこかにいる生身のプレーヤー)が強い!
相手も同じ人間ですから、勝つためにあらゆる技術や思考を駆使してきます。こちらは当分初心者ですからそう簡単に勝てるわけが無いのです…。
その分、勝てた時の達成感や、試合中に発生するドラマなど一人でプレイするゲームには無い魅力がたくさんあります。
初めてチームメイトになった名前も知らない異国のプレイヤーさんとばっちりコンビネーションが決まった時。一期一会の相手チームと一進一退の攻防の後、自分の一手で決着が付く瞬間など、実際に身体を動かすスポーツ競技に勝るとも劣らない感動を味わうことが出来ます。
勝つための日々地道な努力が必要だったり、試合中は最高の集中力を以って自分の全力が出せるようにメンタルを維持するなど、苦労する要素もスポーツや芸術に取り組むのと変わらないですし、苦労した分、達成感が大きいのも同様です。
私は学生時代からずっと音楽やお芝居に力を入れており、当時の部活に近い感覚で努力することが久しぶりで楽しいです。
また、上記のように芸術系ばかりで球技や陸上のように「勝ち負け」が決まる趣味にほとんど触れずに来たため、新鮮な感動を味わうことも出来ています。
日々仕事や家庭もありますので、学生のように、とはいきませんが地道に継続しつつ、業界全体の発展を楽しみに待ちたいなあ、と思う次第です。
とはいえ。
上記の通り運動系の取組を人生でほとんどやっていなかった私です。自分が思っていた以上に能力が付いていきません(笑)。
競技性が高い種目が多いということは、ゲームの技術に加えて単純な身体能力も必要というシンプルな事実に改めて気付きました。
画面にマークが表示されたらマウスをクリックする単純なテストの結果、
「非常に遅いです(反射速度が)」
という無常な判定。私は反射神経が鈍いらしい。
学生時代のスポーツテストでD判定を出した時の悲しみを思い出しました。
早速心が折れそうですが、結果は一日にしてならず…。
地道に努力していこうと思いました。