【Windows Update後にスキャン to フォルダーができなくなった場合の対処方法】
Windows Updateを実施したあとに「ログインできません。ユーザー名・パスワードを入力してください。」または「認証に失敗しました。」と表示されてスキャン to フォルダーができなくなったと連絡をいただくことがあります
【原因】
Windows Updateによって「パスワード保護共有」が「有効」になった可能性があります。
対処方法として、下記の①か②をお試しください
上記を実施しても改善しない場合は③をお試しください。
【対処方法①】Windowsのユーザーとパスワードを設定する
Windowsにユーザーとパスワードを設定されていない場合、設定していただき複合機の宛先にも登録してください
1.Windowsのユーザーに対してパスワードを設定してください。
2.上記で設定したWindowsのユーザー名とパスワードを機器に登録します。
機器にWindowsのユーザー名・パスワードを登録する方法については、下記FAQをご参照ください。
RICOH IM C/IM製品群
【スキャナー機能】「送信先との認証に失敗しました。」と表示される場合の対処方法(スキャン to フォルダー、RICOH IM C/IM製品群)
【対処方法②】パスワード保護共有を無効に設定する
「【対処方法①】Windowsのユーザーとパスワードを設定する」が難しい環境の場合、下記のリンクを参照いただき「無効」に設定してください
※Windowsの大型アップデート毎にパスワード保護共有の設定を無効にする必要があります
(ご注意)
パスワード保護共有を「有効」にしておくと、パスワードを設定していないパソコンの共有フォルダーに、第三者がネットワークを介して無断でアクセスすることを防止できます。そのため、本機能が「有効」になっており、「無効」にすると設定したパソコン内の共有フォルダーに、第三者がネットワークを介して無断でアクセスできるようになる場合があります。
パスワード保護共有を無効にした状態では、重要な文書およびスキャンした文書は共有フォルダーに保存したままにされないことを推奨します。
【対処方法③】フォルダー送信 環境設定ツールを使用する
上記の設定を実施して改善しない場合、他の原因が考えられます。問題発生時の原因調査ができるツール「フォルダー送信 環境設定ツール」を用意しておりますので、こちらをお試しください。
■補足
「フォルダー送信 環境設定ツール」は複合機でスキャンした文書をコンピューターのフォルダーに送信するために必要な環境設定や、問題発生時の原因調査ができるツールです。